電子処方箋導入のお知らせ

こんにちは

院長の中島です。

やっと当院にも電子処方箋が導入されます。

電子処方箋とマイナ保険証による薬剤情報確認の違い

 これまでも、マイナ保険証で1ヶ月前までに処方された薬剤の内容は確認することができましたが、1ヶ月以内に処方された内容は薬局でもらった薬剤情報や、お薬手帳などで確認するしかありませんでした。

 これからは電子処方箋で薬剤情報が登録されますので、たとえば当院に受診する直前に整形外科や耳鼻科に受診して薬を処方された場合も、薬の内容を確認することができるため重複処方(同じ薬効の薬をもう一度処方すること)による過剰投薬や薬剤の相互作用による有害事象(副作用)を回避したりすることができるようになります。

 当院では国が推進する医療DXを積極的に導入して医療の質を向上させていく方針です。

 マイナ保険証による受付時に電子処方箋による投薬の希望を確認されますので、その際はぜひ電子処方箋のご利用に同意いただくようお願い申し上げます。

電子処方箋になっても、薬局で薬を受け取るまでの方法は今までの紙の処方箋とほとんど変わりません。

 電子処方箋では引き換え番号というものが発行され、これを薬局に提示して薬を処方してもらうことになりますが、電子処方箋に対応していない薬局もあるため、現状では従来通りの紙の処方箋に引き換え番号を追加表記してお渡しするようにしますので、薬局で電子処方箋に対応していない場合にも対応できるためご安心ください

 電子処方箋は従来の紙、カードの保険証、2024年12月2日より発行されている資格確認証をご利用の場合も利用することができますので、受付で電子処方箋のご利用の希望をお伝え下さい。また、この場合でも他院の処方内容を電子処方箋システムによって確認させていただくことを口頭で同意いただく場合がありますのでよろしくお願い申し上げます。

電子処方箋による薬剤引き換えを行わなくても、電子処方箋によって当院の処方内容が登録されて、他院で登録した内容が確認されることが重要です。また、逆も同じで電子処方箋が普及すればお薬手帳がなくても薬の内容を確認できるようになる便利なシステムです。

 ご不明な点があれば、スタッフにお尋ねください。

電子処方箋の利用方法について(厚生労働省HPより)